「今の時代、ホームページはもう必要ないのでは?」
地域のお店や小さな事業をされている方から、こうした声を聞くことがあります。
たしかに、InstagramやGoogleマップがしっかり整っていれば、それだけで十分に伝わる場合もあります。
お店の雰囲気、写真、最新のお知らせ、口コミ、営業時間などが見られれば、来店前のお客様にとって大きな安心材料になります。
特にInstagramは、今のお店の空気感を伝えるのが得意です。
料理の写真、店内の様子、スタッフさんの雰囲気、キャンペーンのお知らせなど、日々の動きが見えやすい媒体です。
ただ、情報が増えてくると、見る人にとっては少し探しにくくなることがあります。
お客様は探しながら見ている
初めてのお客様は、なんとなく投稿を眺めているだけではありません。
- 「料金はどこに書いてあるかな」
- 「予約はDMでいいのかな」
- 「場所は駅から近いのかな」
- 「初めてでも入りやすそうかな」
このように、自分が行く前提で確認しています。
ところが、その情報がプロフィール、ハイライト、固定投稿、過去の投稿、ストーリーズの中に分かれている…
お客様は何度も画面を行ったり来たりすることになります。

お店側は「前に投稿したから伝わっている」と思っていても、初めて見た人にとっては、どこに何があるのか分からないことがあります。
しかも、お店やオーナーによって料金やメニュー、アクセスなどの順番はもちろんバラバラで規則性がありません。
Instagramは並び方に差が出やすい
Instagramは自由に発信できる一方で、情報の並べ方にばらつきが出やすい場所でもあります。
例えば、ハイライトが10個、20個と並んでいて、どこを見れば料金や予約方法が分かるのか迷ってしまうことがあります。
固定投稿も、自己紹介、メニュー、キャンペーン、営業案内などが混ざっていると…
初めて見る人には全体像がつかみにくくなります。
また、ハイライトの中に古い情報が残ったままになっていると、最新の情報にたどり着く前に離脱されてしまうこともあります。
スマホで投稿を見る時は、下にスクロールすれば次々に情報を確認できます。
けれど、ハイライトは横にスライドして探す必要があります。
見る側にとっては、これが思った以上に手間になることがあります。
Instagramが悪いわけではありません。
ただ、自由度が高いからこそ、情報の置き方を意識しないと、見る人にとって分かりにくくなりやすいのです。
ホームページは整理する場所
ホームページの役割は、Instagramの代わりになることではありません。
Instagramが「今の雰囲気を伝える場所」だとすれば、ホームページは「必要な情報を整理して確認してもらう場所」です。

例えば、
- メニュー
- 料金
- アクセス
- 予約方法
- よくある質問
- 初めての方への案内など
ページごとに分けておくと、お客様は知りたい情報にたどり着きやすくなります。
ホームページ制作では、一般的に「初めて見た人がどの順番で情報を知りたいか」を考えながら構成を作ります。
お店の紹介、サービス内容、料金、アクセス、予約方法、よくある質問。
こうした情報を順番に整理しておくことで、見る人は迷わず確認しやすくなります。
また、他のお店との違いや、大切にしている考え方、初めての方に伝えておきたいことなども、ホームページならわかりやすくつ伝えることができます。
役割を分けると続けやすい
全部をInstagramだけで頑張ろうとすると、どうしても情報が散らばりやすくなります。
一方で、全部をホームページだけで伝えようとすると、最新情報や日々の雰囲気が見えにくくなることもあります。
だからこそ大切なのは、どちらが正解かを決めることではなく、役割を分けることです。
Instagramでは、お店の空気感や日々の動きを伝える。
ホームページでは、初めての人が確認したい基本情報を整理する。
このように分けておくと、お店側も管理しやすくなります。
Instagramの投稿で毎回すべてを説明しなくても、詳しい情報はホームページに案内できます。
見る人にとっても、「まず雰囲気を知る」「詳しい情報を確認する」という流れが自然になります。
まずはお客様目線で見る
いきなりホームページを作り直す必要はありません。
まずは、初めてのお客様になったつもりで、今のInstagramやホームページを見直してみてください。
- 料金はすぐ分かるか。
- アクセスは迷わず確認できるか。
- 予約方法は分かりやすいか。
- ハイライトや固定投稿の並びは、初めての人にも伝わりやすいか。
- 古い情報が残ったままになっていないか。
このあたりを見るだけでも、改善のヒントが見つかることがあります。
Webまわりは、何かを増やせば良いというものではありません。
ホームページ、Googleマップ、Instagram、LINE公式など、それぞれの役割がつながっているかを確認することが大切です。
もし「どこから見直せばいいか分からない」と感じたら、まずはお客様目線でWebまわりを確認するところから始めてみてください。
Web活用の無料ミニ診断でも、今ある情報の流れを一緒に確認します。

