中古パソコン侮るなかれ
新製品の最新パソコンは値段が高いし、そこまでのハイスペックは必要ない。
そんな方の強い味方、中古パソコン。
ある程度のパソコン知識があれば、上手にお買い物できます。
発売同時は40万円近くするものが、5万円くらいで買えることもあります。
一昔前は中古パソコンはヤフオクが主流
メルカリが登場するまでは、中古パソコンの購入はヤフーオークションでした。
パソコン初心者が使うというよりも、パソコンに詳しい方が出品したり購入する方がほとんど。
しかも、スマホのない時代でパソコンでの操作が基本でした。
私自身も過去に100件以上、ヤフオクで売買しています。
メルカリという名の黒船来航
そこに登場したのがメルカリ。スマホが1つあれば購入も出品もできる超便利なフリマアプリ。
しかも、ヤフオクとは違い送料無料が当たり前で中古パソコンを購入できます。
誰でも手軽に購入できるようになった反面、知識のない人にとっては、思わぬ落とし穴も・・・。
フリマサイト:メルカリの闇
パソコンへの十分な知識がないことを見越してか…。
初心者には見分けがつかないような過大表現・誤解を招く表現のパソコンがたくさん販売されています。
写真の見せ方や画像加工、文章を使って、さもすごい高性能のパソコンのように見せています。
CORE i7=高性能の闇
i7=高性能という知識を逆手に取り、10年以上前のパソコンを最新パソコンのようにして販売されています。
ハイブリット車=燃費が良いという知識を逆手に取り、25年前の初代プリウスを販売しているようなものです。
これから購入する人はcore i7というだけけで購入しないよう気をつけましょう。
爆速SSDの闇
SSD=早いという知識を逆手に取り、Celelonなどの低性能CPU+SSDで高性能パソコンのように販売されています。
確かに起動時間はHDDに比べて早いですが、CeleronではExcelやその他操作に支障が出るかもしれません。
SSDは必須アイテムですが、CPU:Celelonでないか気をつけましょう。
大容量の闇
起動時間や動作全般が遅いHDDを大容量=高性能パソコンのように販売されています。
例え容量が2000GBの大容量であったとしても、起動時間や動作全般の遅いHDDであれば意味はありません。
容量は多いに越したことはないですが、HDDでないか気をつけましょう。
Windows11の闇
古いWindows11不適合のパソコンに無理やりWindows11を入れて、最新パソコンのように販売されています。
後々アップデートがうまくいかず、バグやセキュリティ問題など不測の事態が起こる可能性があります。
販売年式・製造年式が記載されていないWindows11には気をつけましょう。
まとめ
全てを理解して割り切った上で購入するのであれば、安いパソコンでも問題ありません。
自分の使い方に合ったパソコンが最良のパソコンです。
ご自身の使い方やパソコンの性能がご不明な場合、パソコン購入サポートをご活用ください。
土日祝日も対応可能ですので、お気軽にご相談ください。