フリーランス・小さな会社のための失敗しないホームページ制作

ホームページは本当に働いていますか?

  • ホームページを作ったのに、問い合わせが来ない
  • 知人に安く作ってもらったけど、その後は放置している
  • 無料サービスで作ってみたけど、信用性に欠ける気がする

フリーランスや小さな会社から、こんな声を聞くことは少なくありません。

今はSNS、Googleマップ、口コミ、チラシなど、集客の入り口はたくさんあります。

けれど、最終的にお客様は必ずホームページをチェックします。

「この会社はちゃんとしているのか」「信頼できるのか」

その判断の基準になるのがホームページだからです。

だからこそ「作っただけ」「放置したまま」のホームページは、大きな取りこぼしにつながります。

この記事では、制作時と公開後に陥りやすい失敗とリスクを整理し、失敗を避けるために何をすべきかをわかりやすく解説します。

制作時に陥りやすい失敗

安さだけで判断してしまう

知人に頼んだり、格安業者に依頼して「とりあえず安く作れた」と喜んでも…

更新ができずに放置されてしまうケースは多いです。

連絡が取れない、修正のたびに高額請求される。

結局「安物買いの銭失い」になることもあります。

デザインにこだわりすぎる

見た目はすごくきれい。

でも、予約や問い合わせの導線が分かりにくく、結局誰からも連絡が来ない。

デザインは大切ですが、それだけでは成果につながりません。

無料サービスで自作する

Wixやペライチなどを使えば、無料でもそれらしいホームページは作れます。

ただ、ビジネス用途としては信頼性に欠け、検索にも弱いのが現実です。

せっかくの強みや魅力が「無料感」で台無しになってしまいます。

契約トラブルに気づかない

「リース契約で7年間縛られていた」「解約料が高額だった」などの相談も実際にあります。

契約内容をよく確認しないまま始めてしまうと、後々身動きが取れなくなります。

補助金を使って“作って終わり”

補助金を使い予算を抑えて、立派なホームページができた!

しかし、契約期間終了後、保守費用が準備できず数年で閉鎖というサイトもあります。

初期費用だけでなく「運用まで含めたトータルコスト」で考えることが欠かせません。

公開後に起こりやすいリスク

古い情報が残る

営業時間や料金が実際と違っていたり、数年前のキャンペーンがそのまま残っていたり。

お客様は小さな違和感から「この会社、大丈夫かな?」と感じます。

その時点で、別の会社を選ばれてしまうのです。

セキュリティ更新を怠る

WordPressやプラグインを放置すると、攻撃の標的になります。

サイト改ざんやスパム表示が起こると、信用を失い回復に時間とお金がかかります。

スマホで見づらいまま放置

アクセスの7割以上はスマホです。

デザインが古いままだと「見づらい」「操作しにくい」とすぐに離脱されます。

スマホでの見やすさは今や必須条件です。

制作会社と連絡が取れない

格安業者や知人に頼んでいた場合、修正依頼をしても返事が来ない、復旧に1週間以上かかる。

そんなトラブルも実際にあります。

緊急時に対応できないホームページは、集客どころか信頼を大きく損ないます。

ホームページ制作時のチェックポイント

ホームページ制作で失敗しないために大切なのは、制作と保守運用をトータルで考えることです。

初期費用だけで判断しない

補助金や格安サービスで作れても、その後の運用に対応できなければ意味がありません。

初期費用は抑えられるなら抑えて良い。

でも「安すぎるもの」は結局高くつくことを意識しましょう。

契約内容を確認する

リース契約や解約金など、見えないコストに縛られないように、契約内容はしっかり確認しましょう。

更新や修正は適宜行う

情報を更新しないホームページは信用を落とします。

料金や営業時間、写真や文章を少しずつでも入れ替え、「ちゃんとやっている会社」に見せることが大切です。

ただし、すべてを自分でやる必要はなく、外部に任せても大丈夫です。

大事なのは、更新が止まらない仕組みを持っておくこと。

運用体制を整えておく

「自分でやる範囲」と「制作会社に任せる範囲」を最初から決めておけば安心です。

例えば、ブログは自分で更新、画像の変更やセキュリティは制作会社。

このように役割分担を決めておくと、放置で信用を失うことは防げます。

成果につながった事例

ジムのケース

あるジムでは、ホームページが存在せず、SNSやGoogleマップも放置状態。

会員へのアンケートで「アットホームな雰囲気が魅力」とわかり、それを訴求軸に1ページのホームページを制作。

LINE公式やGoogleマップも整備した結果、3ヶ月で会員数は1.5倍に増加しました。

整骨院のケース

長年放置されていたホームページをリニューアルし、新しい施術メニューを訴求。

Googleマップも新しい施術メニューに合わせて基本情報を変更。

公開直後にホームページ経由で新規患者が来院し、その後も継続的に通ってくれるようになりました。

まとめ:ホームページは最終面接

今の時代、お客様はいくつもの入り口から情報を得ています。

SNSやGoogleマップ、口コミ、広告、チラシ。

それらを見て興味を持った人は、必ず最後にホームページをチェックします。

そこで情報が古かったり、信用を落とす状態だったらどうでしょう?

せっかくの見込み客を、ライバルに取られてしまいます。

昔は「ホームページは24時間働く営業マン」と言われていましたが…

現代では「最終面接の場」という意味合いの方が強いのです。

だからこそ、制作時の落とし穴を避け、公開後も適切に更新して「信頼できる状態」を保つことが欠かせません。

 

そしてもう一つ大切なのは、ホームページに水を流し込む“上流”を整えることです。

Instagram、LINE公式、Googleマップ、チラシ、広告とホームページをつなげてこそ、集客の流れが途切れず成果につながります。

当社では、あくまでホームページを主軸としながら、こうした上流部分のサポートも可能です。

ホームページを作るか迷っている、すでにあるけど成果が出ずに困っている…という場合は、一度ご相談ください