「新品は高いし、中古でもいいんじゃない?」
そう考える方は少なくありません。
実際、うまく選べばお得に手に入れることも可能です。
今回は、中古パソコンを選ぶ際に注意すべき3つのポイントをご紹介します。
初心者を狙う“それっぽい”表現に注意
メルカリなどでは、「高性能に見える」中古パソコンがたくさん並んでいます。
でも、よく見るとこんなトラップがたくさんあります…。

①古い「Core i7」を“最新みたい”に見せる
「Core i7だからサクサク!」という売り文句。
でも、10年以上前のモデルもあるんです。
「ハイブリッド車=燃費がいい」というイメージで、20年以上前の初代プリウスを買ってしまうようなもの。
CPUは型番と世代がすべて。

②Celeron+SSDで「爆速」とうたう
「SSDで爆速!」と書かれていても、CPUがCeleronなら台無しです。
起動は速くても、ZoomやExcelなど作業にストレスを感じることもあります。

③Windows11が入っていても「安全」とは限らない
「Windows11搭載!」と書かれていても、非対応の古いパソコンに無理やり入れてあるケースも。
📎参考記事:今のパソコン、Windows11にアップグレードできる?かんたん見分け方【初心者向け】
アップデートできなかったり、セキュリティ面で不安が残ることもあります。
販売年や正式対応かどうかは必ず確認しましょう。
ポイントは第8世代以降のCPUかどうかです。

中古をおすすめできるのはこんな人
- 型番やスペックを自分で調べられる
- バッテリーやBIOSの劣化を見極められる
- 初期設定やOS再インストールができる
- 短期間の用途・サブ機として使い切れる
- セキュリティ関連に自信がある
- 何が起きても自己責任と割り切れる
つまり、このブログを読んで迷っている方には基本的におすすめしません。
見た目じゃわからない「消耗」のリスク
ちなみに私自身、1年半ほど前に調べに調べて中古パソコンをメルカリで購入しました。
バッテリーの状態や、Windows11への対応、画面の解像度や重さ、処理性能などチェック。
細かい性能の違いなどもあり、選ぶのにかなり苦労しました。
その甲斐もあって、800gほどの軽量モデルを趣味用と楽しんでいます。

結果的には大活躍してくれましたが、1年半が過ぎた今、やはり動作が“もっさり”してきています。
これはデータが多いとか、ネットが遅いという問題ではありません。
部品そのものが劣化している可能性が高いと感じています。
中古は確かに安いですが、寿命が短いリスクもあるという現実を忘れてはいけません。
最後に|自信がないときは、プロに頼って大丈夫
中古パソコンが悪いわけではありません。
でも、知識がないまま買うと、かえって高くついたり、すぐ使えなくなることもあります。
迷ったときは、自分で無理せず、信頼できるサポートを利用するのが一番の安心です。
Web Essentialsでは、初心者にやさしいパソコン選びをサポート中。
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